
フォニックスの教材…たくさんあってどれを選べばいいかわからない…
フォニックスを学びたいけど、どの教材で進めればいいか迷いますよね。
それに、せっかく購入しても使いこなせないなどという失敗は避けたいですよね。
この記事では、数あるフォニックス教材の中から、我が家で毎日使っているコスパ抜群のものを体験とともにご紹介します。
ぜひ家庭の英語学習に役立てれば嬉しいです。
- フォニックス教材の揃え方
- フォニックス教材を使ったおうちでの学習方法
- フォニックスを親子で学んで得られた効果
我が家で使っている推しフォニックス教材『はじめてのジョリーフォニックス』
我が家で使っている教材は、『はじめてのジョリーフォニックス-ティーチャーズブック-』です。
『はじめてのジョリーフォニックス-ティーチャーズブック-』のみでも教えられますが、ワークブックを使って書く練習もやりたい方は、『はじめてのジョリーフォニックス -ステューデントブックー』もおすすめです。
- 取り組み方の解説が丁寧でわかりやすい
- 様々なアプローチ方法で教えられる
おすすめポイント①取り組み方の解説が丁寧でわかりやすい
子どもにフォニックスを教えたいけど、何から始めたらいいかわからない…
私も同じように考えて、この本にたどり着きました。
この本の解説を読めば、どのように教えていけばよいかがわかります。
マニュアルの通りに進めていけばいいだけなので、とても簡単に効率よく学習を進めることができます。
また、実際にYouTubeではジョリーフォニックスを使った教え方をしている動画もあるので、ジョリーフォニックスの絵本を読むときの参考になります。
おすすめポイント②絵本、歌、アクションを通して楽しく教えられる
この本には、絵本、CD、フラッシュカードがついており、子どもに楽しんでもらいながら取り組めます。
ジョリーフォニックスは、絵本、歌、アクション(手を動かして文字を表現する活動)を通してフォニックスを教えていきます。視覚、聴覚、運動感覚を使って教えることができ、多感覚法と呼ばれるそうです。
絵本1話に1つの音が学べる内容になっていて、物語の中でひとつの音が出てきます。例えば、「S」の場合、「大きな蛇が出てきて、スー、スー、と怒っています」という風に話の中に音が入ります。
CDには音の発音、単語、フォニックスを覚えるための歌が入っています。
「a」と「u」は「ア」と発音しますが、CDがあると「ア」という同じ音の微妙な違いを何度も確認できます。
CDについている歌は、何度も聞いてフォニックスを覚えるのに役立ちます◎
ジェスチャーのようなアクション(動き)をしながら発音することで、普通に発音練習するよりも覚えやすいです。
絵本、歌、アクションのうち、小さな子どもでも面白がるポイントがどこかで出てきます。



テキストを買ったものの、我が子には合わなかったも…というミスマッチを防ぐことができます。
我が家で使っている子供におすすめフォニックスカードゲーム
ゲームや勝負ごとが好きなお子さまにおすすめの、『AGO フォニックス 3レベル ボックスセット 第2版 英語 カードゲーム』というカードゲームがあります。
『AGO フォニックス 3レベル ボックスセット 第2版 英語 カードゲーム』
英語版のUNOで、学んだフォニックスをアウトプットしながらゲームを進めていくことができます。
ゲームなので遊びの一環として取り入れることができ、フォニックスの復習にもなります。
Amazonの商品サイトでは、動画で商品説明もされているので、購入の際の参考になります。
『AGO フォニックス 3レベル ボックスセット 第2版 英語 カードゲーム』
我が家の子どもは勝負ごとが大好きなので、こういったカードバトルのものは、はりきってやりたい!と言ってくれます。学習というより、親子のレクリエーションの一環としてもおススメです。
我が家で使っている親の学び直しのおすすめのフォニックス教材2選



親がフォニックスの基礎を身につけてから子どもに教えると、とてもスムーズに教えられました!
なぜかというと、絵本を読む時も、親が正しく発音できていないと、誤って教えることになってしまうからです。
例えば、フォニックスでは、「a」を「エー」とは読まずに、「ア」と発音します。
親がアルファベット読みで「a」を「エー」と読んでしまうと、子どもは混乱してしまいます。
親自身も、普段からフォニックス読みで子どもとの英語学習に取り組むようにしましょう。
テキストの通りに発音するだけなので、難しくないです。まずは声に出すことから始めてみましょう!
私がフォニックスの学び直しに使ったテキストを紹介します。
はじめてのジョリーフォニックス-ティーチャーズブック-
私は子どもにフォニックスを教える前に、『はじめてのジョリーフォニックス-ティーチャーズブック-』で学習をしてみました。
このテキストには、絵本や歌だけでなく、口の形の絵とともに発音の仕方が解説されているので、大人の学び直しにも活用できます。親も子も使えて、一石二鳥ですね◎
あいうえおフォニックス 英語の母音をひらがな5つで完全攻略!/スーパーファジー
いざ子供に教えようとしたときにステップアップとして取り入れたのは、『あいうえおフォニックス』という本とサイトです。
『あいうえおフォニックス 英語の母音をひらがな5つで完全攻略!/スーパーファジー』
フォニックスの発音の仕方を日本語で丁寧に解説されており、どのように発音したらよいかがわかり、発音練習におすすめです。
私はこれを元にアウトプットを繰り返し、子どもに教えるときの説明に役立ちました。



発音が良くなれば、リスニング力も上がり、親の英語力も格段にアップしますよ◎
体験談つきフォニックス教材の選び方
私がフォニックス教材を選ぶ時に気を付けたポイントをご紹介します。
必要と思って買ったものの、使わずに終わってしまった…とならないために、参考になれば幸いです。
- 主な取り組み方を決める
- 子どもの年齢に合っているものを選ぶ
主な取り組み方を決める
フォニックス教材と言っても、本、DVD、セット教材、アプリ、英会話など、様々な教え方があります。
私は教材を選ぶ際に、子どもにどのように教えようか、を考えました。
その結果、私の基準は下記の通りとなり、『ジョリーフォニックス』の教材に決めました。
- 子どもと一緒に学びたい
- あまり時間は取れないのでゆるく取り組みたい
- 映像教材はあまり使いたくない
ご家庭やお子さんの好みによって、基準も変わってくると思います。
下記の教材はほんの一例ですが、まずはフォニックスをどのように学びたいかを考えてから、
教材を選ぶようにしましょう。
悩み | フォニックスの教え方 |
---|---|
英語が全く喋れない・教えるのが苦手 | 英語教室を頼る フォニックスが学べる英会話教室:Novakid |
学校から帰った隙間時間で子供に教えたい | 映像教材(DVD、Youtube) フォニックスが学べるDVD:ミライコイングリッシュ フォニックスが学べるYoutube:Fun with Phonics | ABCフォニックスの歌 | ピンクフォン英語童謡 |
親も子供も一緒に楽しく学びたい | ジョリーフォニックス:はじめてのジョリーフォニックス |
なるべくお金をかけずに教えたい | 無料アプリ:Khan Academy Kids |
子どもの年齢に合っているものを選ぶ
フォニックス教材は子どもの年齢に合っているものを選びましょう。
せっかくいい教材を購入しても、子どもの年齢に合っていないと、お蔵入りになってしまいますよね。
我が家でも実際ありました(笑)
ジョリーフォニックスをやろうと決めて、『はじめてのジョリーフォニックス-ティーチャーズブック-』と、『はじめてのジョリーフォニックス -ステューデントブックー』を購入しました。
しかし、4歳児に文字を書くのは難しかったため、ステューデントブック(ワークブック)の方は、見るだけで実際に書くことを始めたのは、小学校に入ってからでした。
AGOカードも、UNOのルールがわかるようになった6歳頃に購入しました。
選ぶ際に対象年齢や、レベルをチェックし、今の子どもに合っているかどうかを確認しましょう。
我が家のジョリーフォニックスを使った学習法
参考までに、我が家でのフォニックスの学習方法をご紹介します。
我が家はこのサイクルで、簡単な単語が読めるようになりました。
子どもも、「自分で読めた!」と満足そうな表情をしていて、自己効力感につながっています。
1日10分~15分程度でできるので、毎日続けやすいです◎
我が家のジョリーフォニックス学習サイクル
寝る前の読み聞かせの時に付属の絵本を使って1日1話を読んで、1文字学習をします。
絵本で出てきた文字を一緒に発音します。(アクション)
付属のCDを使って一緒に歌を歌います。私はスマホに取り込んでいますが、Youtubeには動作付きの歌もあるので、時々一緒に見ています。
Jolly Phonics – all songs and actions



全てテキストにやることが載っていて、それを実践するだけなので簡単ですよ♪


ジョリーフォニックスについているCDをかけ流しをします。
トド英語というアプリを使ってフォニックスのクイズに挑戦します。
AGOカードゲームを使って、遊びながらフォニックス読みの復習をしています。
フォニックスの発音を意識した語りかけをします。(例:卵は、「egg(エッグ)、e(エ)、e(エ)、egg(エッグ)だね!という風に、フォニックス読み(e=エ)を強調して、語りかけをします。)
『はじめてのジョリーフォニックス -ステューデントブックー』を使って発音練習、アルファベットの書き取りに挑戦しています。



どれも短時間でできるので、できそうなものから取り組んでみて、日々のアウトプットの習慣化を心がけましょう!


晩御飯が終わってからの自由時間に、前日までに学んだフォニックスを、フラッシュカード(『はじめてのジョリーフォニックス ―ティーチャーズブック』についています。)を用いて発音の復習をします。
フラッシュカードを見せて答えるクイズ形式で進めるので子どもも楽しく取り組めますし、短時間で復習することができて、おすすめです。


ふたたびSTEP1へ
まとめ:親子で一緒にフォニックスを学んで「できた!」を増やそう


我が家でのフォニックス教材の選び方と学習方法を紹介してきました。
フォニックスをやれば、子どものできた!という成功体験が増えて、自信につながります。
我が家では、フォニックスを始めたことで、読めなかった単語が読めるようになった、新しいことを学んでアルファベットを覚えられた、と子ども自身も成長を実感している場面を見ることができました!
始めは、我が子にフォニックスはハードルが高そう…と迷っていましたが、始めてみると意外に簡単に取り組めて、やってみて良かったです。
毎日少しづつ、ゆるく始めたい方の参考になれば幸いです。